「もうひとりのトキ」
月の世界のトキに名を訊かれ、
「どうしたの、トキ。
ぼくはルッカだよ」
と答えるテト。
”ルッカ”になりかけています。
だけどまだ、トキに出会った記憶など、テトとしての記憶も残ってます。
やたらと眠くなるのは、”自分”ではなくなることへの弊害だとでも思って下さい。
適当に書いたんでよく解りません(笑)
「鎮守の森へ」
輝夜は、やはり竹取物語のお姫様をイメージして作ったので、
朔の頭の中では純和風です。
格好も、巫女スタイルのようなものです。
それで月華と双子だっていうんだから、すごいなぁ(笑)
どないやねん。
輝夜のいる《鎮守の森》も、神社のイメージです。
テトやムーンがそれを知る由もありませんが(笑)
「輝夜」
光の妖精、レオファが登場します。
出てきたところで、特にアクションは起こしませんが。
レオファは、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
『黎明の世界』にも光の女神として出てきます。
朔の頭の中にずっといる存在で、
一番初めに物語に登場したのは、中学校の自主卒業制作として書いた作品でした。
そこには輝夜も、ちらっと出てきます。
古い設定だなぁ(笑)
輝夜がレオファをお遣いにして、日本まできな粉を買わせに行く
というも、中学生の時の話の設定です。
朔は、なよなよとした女の子があまり好きではありません。
かぐや姫をモチーフとするなら、もっとお淑やかな女性にすべきだったのでしょうが、
朔には無理です。
そんなわけで輝夜は、おかっぱ頭のよく似合う、快活な女の子になりました。
「お兄様」
快活な輝夜も、今はひどいホームシック状態です。
地球が恋しい、兄に会ってみたい、でも立場が……
という板ばさみに、たぶん何百年も苦しんできたんでしょうね。
健康だった心も、長い年月の間に、今では少しずつノインに侵食されてきています。
輝夜の夢見が悪く、ドォム内の環境が悪化しているのも、ノインの影響です。
でもテトから月華の手がかりを得、輝夜は一時明るさを取り戻します。
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