「タキ!」
この辺りからだんだんゴールが見えてきて、朔の筆が浮き足立ってます。
そのせいでますます分かりづらい文面に。
反省です。
ブリキのロボットを抱いたテトは、
自分の時計を取り戻すため、テトとして地球に戻るために
今は時空の狭間のようなところにいます。
ブリキのロボットの目に映る風景とテトの見る風景が違うのは、
作中になるように、命を持つ者と持たざるモノとの違いです。
ブリキのロボットの目に映る光景は、
さながら『不思議の国のアリス』のうさぎの穴の横穴バージョンのようなものです。
うさぎの穴に飛び込んだアリスが、落下しながら棚の瓶を手に取ったりするこの場面。
朔の中ではお気に入りの場面の1つです♪
だから、それをイメージして不思議空間を作りました。
この回では、相互リンクしているサイトさんに頼んで、
あちらのキャラクターに出張してもらってます(*^-^*)
朔のずうずうしいお願いを聞き入れて下さる、良い方です、本当に。
ありがとうございました。
さて、終わりが近付くにつれ、それまで自分が勝手気ままに書き散らしてきた
伏線もどきの処理をしていかなくてはいけません。
というわけで、エア(の分身)の登場です。
《時の館》でテトは月行きのチケットを手にした時に目に飛び込んできた警句。
そしてF地区にやってきたルッカを包んだ光。
その「白」は、どちらもエアを示しています。
そして強い風が吹いた瞬間(=テトと、ルッカを抱いたエアをすれ違った瞬間)、
ブリキのロボットも後方へと吹き飛ばされます。
種明かしをすれば、テトの体がルッカから元に戻ったため、
それまでうさぎ特有の長い耳に掴まっていたブリキのロボットは、
急に身体を支えていたものがなくなって、吹っ飛ばされたのです。
テトとルッカの時計は、ふたりがすれ違った瞬間に交差し、元に戻りました。
それに伴って、外見も元に戻ってます。
最後、ノインを振り切ったテトは――タキの腕に飛び込みます。
「テトッ!!」
タキ視点からお送りしています。
夏至。
ハルシオンの卵から、月の新しい命たちが誕生し空へ昇っていきます。
月華が自分の外見についてタキに質問する場面。
はじめて帽子を脱いだ月華の頭に、長い耳はありません。
月華は、耳が無くなったのは、月を勝手に出奔してきた報いなのだと考えています。
月の世界を捨ててしまったから、耳が無くなってしまったのだと思い込んでいます。
実はそうではないのですが()。
自分は夜の海に落ちても弟は助ける。
そんなタキは素敵です(笑)
「帰ってきた。ぼくは、ここへ。」
再び視点はテトへ。
このお話、結構お気に入りです。
テトとタキの距離感。
ちょっとくらいお小言くらうのはしょうがないかな〜、くらいにしか思ってないテトと、
言葉も出ないくらい安堵してしまうタキと。
このズレが可愛いな、と思うのは……はい朔だけですね、すいません(笑)
「皇女誕生」
視点は輝夜です。
もうほとんど蛇足なのですが、あまりにも情報が少なすぎるかと思い
あわててこんなところに持ってきてます。
輝夜が新しく生まれた皇女に「暁」「東雲」と名付けたのは、
これからの月の世界の夜明け=希望になってほしい、という気持ちからです。
次代の皇女が誕生し、自分が自由を手に入れたことを知って、
輝夜は再びノインに立ち向かうために気持ちを奮い起こします。
「またね。」
《閑古鳥の啼く朝に》での初の完結作品です。
生涯で4作品目の完結作品になりました。
どうしてもこの1話で終了させたくて、2500字以内に収めるのに苦労した覚えが……
最後、限られた文字数の中でどうまとめてよいのか分からず……
とうとうあんなテキトーな結果になってしまいました……
あの時点ではあれが精一杯だったんです。
それを思えば、今はわずかなりとも成長しているような気がします?
さて、こうして久しぶりに《テト》Tを読み返して……
今の自分にはない、勢いのようなものを感じたような気がします。
勢いだけで書いてたとも言いますが。
それでも輝夜がぐるぐると自分の世界に篭りはじめた時は、
なんだか朔まで気持ちが引き摺られてぐるぐる彷徨ったことを覚えてます。
まぁ、行き当たりばったりの物語でしたが……それもアリかな(笑)
いつまでも、限界なんてないんだよ、って顔して遊んでいたいです。
さて次は、『追憶』の裏話に移ります。
忘れないうちに、まとめとかないと……
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