《テト》T・7

「タキとルッカとムーンと」

 ルッカが行きたいと言った《忘れんぼ横丁》。
 言わずと知れた、『天満月の夢』に出てきた街です。
 しかしそれはこの世界ではない、どこか別の空間?世界?にある街なので、
 タキはその存在を知りません。
 
 ムーンを悪く言われて怒る、可愛いルッカです。



「もしかして…」

 
ああ…この回ではじめて、ディーハのデスマス調が出てきたんですね。
 すっかり忘れてました(笑)
 さて、ルッカと月華が出会いました。
 どうなるどうなる?

 

「ないしょ話」

 月華の正体が明らかになる回。
 輝夜の名前がカタカナになってます。
 なぜ?(笑)

 ディーハがテトのことを「弟クン」て呼ぶの、この回からだったんですね。
 ここでは「弟君」ですけど。
 ディーハは、最初から細かい設定があったわけではないので、
 話を追うごとに個性が出てきた感じです。



「月華の独白」

 そろそろあやふやに出来ないなぁと思って、月華の背景をはっきりさせた回。
 と書くと、いかにも今まで秘密にしていたことを明かす感じですが、何のことはない。
 単に、何も考えずに書いてきたツケが回ってきて、整理せずにはいられなくなっただけです。

 ちなみに、月の住人はハルシオンの卵から孵るという話は、ここで捏造(笑)しました。
 その後で、『天満月の夢』の方にも設定として付け加えたような気がします。

 月乃が輝夜に呼びかける最後の言葉。
 結構お気に入りです。


「鉱石ラヂオ」

 鉱石ラヂオ、大人の科学シリーズで売ってますよね。
 欲しいなぁ〜と思いながら、組み立てる自信がないので手を出してません。
 《テト》に出てくる鉱石ラヂオは、朔の頭の中にだけある、架空のものです。

 実際の鉱石ラヂオの仕組みを調べるのがめんどくさかったなんて、言いませんよ?
 ホントに、電池のの並列つなぎとか縦列つなぎで苦労したなんて、誰も言ってませんからね?
 アンペアとかそういうの、ホントに苦手だったなんて、口が裂けたって言いませんよ?
 ……得意なのは、ハンダ付けです!! でもハンダって何?!
 しかもこれは理科じゃなくて技術の授業だ(笑)
 あ、そうか。仕組みは理解できなくても、組み立てるのは得意なんだった。
 じゃあ、鉱石ラヂオも作れるかなぁ。
 余裕が出来たらチャレンジしたいかも。