* 目 次 *

プロローグ←←←公開中!

 1 そしてぼくらは旅に出た              

 2 月の光を閉じ籠めるモノは             

 3 ブリキのロボットと《ドロップ・ドロップ》    

 4 知らない街の不思議なお祭り          

 5 ヒスイと翡翠とひすい

 6 《銀の林檎》のなるそばで

 7 きみの名前は”サラン”

 8 《時の館》を訪問すれば

 9 時計・時計・時計!

 10 お茶会

 11 月の船へ

 
エピローグ←←←公開中!

 

       * 登場人物紹介 *

テ   ト



初等部二年。
家族構成は、両親と兄・タキ。
年の割に頭の回転が速く、口も達者。
一人称「ぼく」

ム ー ン



月からやって来たうさぎの少年。
記憶喪失。
少々ぼんやり。
一人称「ぼく」

ブリキのロボット



 

本物の命を手に入れるため、現在は《命の泉》のほとりでエアと暮らしている。
口は悪いが淋しがりや。
一人称「おれさま」

ヒ ス イ


 

壊れた手風琴(アコーディオン) の持ち主。ハルシオンの友人。
その正体は翡翠(カワセミ)
一人称「僕」

ト   キ



《時の館》の主。すべての時間を司る存在。
穏やかで物腰もやわらかい。
触れることで、その人の記憶を覗くことができる。
一人称「僕」

エ   ア



白の姫。はじまりの姫。
命の泉のほとりで、銀の林檎のなる木を守る少女。
硝子の花を通してしゃべる。
一人称「わたし」

ノ イ ン


黒の姫。終わりの姫。
時を止めた時計が大好物。
彼女の姿を見た者には死の災いが降りかかる。

ハルシオン

年に一度冬至の夜にやって来て、月の精の卵を産むという伝説の鳥。